内定、解禁前に4割超え

内定、解禁前に4割超え 就活ルールに限界(日本経済新聞より)

 

6月1日の面接解禁を前に内定を獲得する学生が増えている。

民間大手就職情報が発表した5月1日時点の内定率は4割超え。

売り手市場を背景に、採用の前倒しに歯止めがかからない。

企業や学生の負担軽減を狙った経団連の就活ルールだが、インターンや通年採用など国際標準に近い手法が浸透し形骸化が一段と進んでいる。

 

今年の就活戦線では、「大手メーカーから内定をもらった。6月1日に意思確認をするだけ」という学生も目立っている。

就職情報各社の調査でも5月1日の内定率(内々定含む)は42.2%、就活生一人当たり、平均1.5社の内定を得ていることがわかった。

これは、企業が動きを早めた結果。

 

5月より前に面接を始めた従業員1000人以上の企業は76%と前年より15ポイント高い。

大学3年の3月に説明会、4年生の6月に面接解禁。経団連が19年卒学生の就職活動で参加企業に求めているルール。

ただ、現時点で内定を出している企業は多い。

非加盟の企業では、昨年秋から内定を出すとか、通年採用を実施している企業は3月前に内定を出している。

また、水面下で先行を進める加盟企業も珍しくないようだ。

「OB訪問」「交流会」「懇親会」と称して実質的な面接を行う企業も多い。

 

ルール通りに6月1日から選考を始める企業も、学生のつなぎ留めに懸命。

エントリーシート提出者に社員訪問で面接前に学生の不安解消を狙ったりもある。

 

大企業が採用を前倒しにする背景には、優位性が薄れていることもある。

欲しい人材をスタートアップに持っていかれることや、17年のインターンシップの日数規定廃止で、

1日型のインターンを実施する企業が相次いだ。

19年卒のインターンに参加した学生は78.7%が参加。企業も採用プロセスの一環と組み込む傾向。

 

インターンが始まる大学3年の夏から始めると、就活は約1年間続く。

昨年9月に内定をもらった学生は、今は学業に専念できている反面、負担が増して学業に影響が出ている学生もいるようだ。

 

経団連は21年卒のルール見直しに着手した。

説明会と面接を3月に一本化する案などが検討されており、今秋にも結論を出すとしている。

ただ、新卒一括採用を前提に時期を縛るルールには限界が迫ってきているようだ。

 

【広島求人.com】の掲載企業にも、新卒採用実施も含めて、通年の採用実施している企業もあります。

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